こんにちは、水越です。
気温も下がりホットコーヒーがおいしい季節になってきました。
街で見かける自動販売機もかなりホット飲料に切り替わっていますが、その昔自動販売機といえば冷たい飲み物しかなかったのをご存知ですか。
今から33年前の昭和48年に「冷温式自動販売機」が開発されるまでは自販機といえば冷たいが当たり前だったのです。
そして、その「冷温式自動販売機」を発明したのが名古屋に本社を置くポッカの創業者【谷田利景】なのです。
つい先日、某テレビ番組でも放送されておりましたので見た方もいると思いますが、きっかけは仕事中に立ち寄った岐阜県の養老サービスエリアで見た光景でした。
真冬のサービスエリアで冷たいジュースを寒そうに飲むトラック運転手たちの姿。
先を急ぐトラック運転手に喫茶店で温かいコーヒーなどを飲む暇はなく、サービスエリアで冷たいジュースを飲む事が唯一の休息でした。
このトラック運転手たちに手軽に温かいコーヒーを飲んでもらいたいという谷田の思いが冷温式自動販売機を思いつくきっかけとなったのでした。
しかし、冷温式の自動販売機を作る事は技術的にかなり難しく開発に協力してくれる電器メーカーを探しましたがどこも資金不足やリスクの高さを理由に断られ続けました。
ようやく開発メーカーが見つかったのは谷田が思い立ってから3年後のことでした。
実際の開発は困難を極め様々な試行錯誤の結果、開発開始から半年を得てようやく完成にこじつけたのです。
そして、完成した「冷温式自動販売機」が最初に置かれた場所はきっかけとなった「養老サービスエリア」でした。
この冷温式自動販売機一号機に利用された技術は現在の自販機にも応用されている完成度の高いものだそうです。
まさに【物づくりにかける技】的なお話でした。


